今では、関東ゴルフ会員権取引業協同組合が大きな勢力を誇る時代となりました。昔は発祥地であるイギリスのカントリー倶楽部が国内では強い力を持っており、全国各地に専用のコースを建設していたわけです。ところが1990年にこの倶楽部が現地で解体をされたことを受けて、日本では独自の組合を結成したわけになります。各地で計20の組合で構成をされていますが、もっとも会員数が多いのが関東ゴルフ会員権取引業協同組合です。
どうしてそれほどの力を持ったのか、理由はゴルフが一般的な娯楽になったのが大きな要因でした。高度成長期から大衆スポーツになり、休日になると多くのメンズが接待で全国に飛び立ったわけです。なかには女性も挑戦をするようになり、一気に親しまれる遊びにもなりました。そんななかで経営を支えたのが関東ゴルフ会員権取引業協同組合であり、いまでは練習場も加入をしているわけです。
2010年から関東ゴルフ会員権取引業協同組合では、新しい事業も開始をされました。簡単に紹介をすると、駅前で立ち食いソバを売るスタンドです。サラリーマンをターゲットにしていたのですが、最近ではインバウンド客の間でも大きな人気を誇っています。うどんなら一杯200円で買うことができ、セルフ方式で配膳をされています。
安くて早く食べるというコンセプトで、まさに高度成長期に支持をされていたスローガンをそのまま、そば店に反映をしていることがわかります。